耐震基準に満たしているかどうか
築年数が経過している賃貸マンションは、過去の耐震基準で建築されていることが多いです。
そうなると、現在の耐震基準を満たしているのかという疑問も出てきます。
リノベーションをすることで、見た目は新しくなりますので、耐震基準も満たしているだろうと思ってしまうもの。
しかし、リノベーション後に問題があったという事例も少なからずあります。
トラブルに繋がりやすくなりますので、リノベーションをする際、耐震基準はしっかり意識しておきましょう。
新築と同じぐらいにするというのは難しいですが、最低でも現在の耐震基準を満たしているという部分はクリアしなければいけません。
エントランスの整備は必要?
賃貸マンションをリノベーションすると、部屋の中が新築のような雰囲気になります。
住みたいと感じる人も多いでしょう。
この部分だけを見ると、空室になるリスクも限りなく低いです。
しかし、エントランスは古い状態だと、気持ちが変わるということもあり得ます。
どのような賃貸マンションでもエントランスを通過して部屋に行くものです。
そこで、イメージが悪くなってしまいますので、契約するのを止めようという人も出てくるでしょう。
見栄えは重要ですので、エントランスの整備はする方がいいです。
住む人の心境をしっかり理解すると、空室になるのを防げるのではないでしょうか。
騒音対策も重要?
築年数が経過している賃貸マンションは、建物の老朽化により、生活騒音が出やすくなります。
一つの建物で集団生活をすることになりますので、隣人による騒音トラブルが発生するリスクも高くなるでしょう。
リノベーションをすることで、少し改善することはできたとしても、生活騒音を抑えられるという点では疑問です。
あまりにも酷い場合は、騒音対策になるリノベーションをする必要が出てきます。
通常のリノベーションより少し費用がかかってしまいますが、トラブル回避になるのであれば、しておく方がいいでしょう。
後で面倒なことになることもなくなりますから。