派手過ぎないほうがいい
リノベーション物件は、大家さんが空室対策を意識して、派手な空間にしていることもあります。
個性的ですので、人気が出るという見方もできるでしょう。
確かに、その考えも一理ありますが、すべての人が好むとは限りません。
シンプルな空間の方が落ち着くという人もいます。
多くの人に契約してもらうには、派手過ぎないようにリノベーションする方が無難です。
最近では、ミニマリストという生き方が注目されており、持ち物をなるべく少なく生活するという考えの人が増えてきています。
そのような人は、派手な空間を避ける傾向がありますので、押さえておく必要があるでしょう。
若い世代を意識する
新築の一戸建てに関しては、長期間住み続けることになりますので、幅広い世代を意識する必要があるでしょう。
しかし、リノベーション物件に関しては、入れ替わりが激しく、基本的には若い世代中心です。
中高年以降の世代を対象にリノベーションすると、入居率が低くなってしまうリスクも。
若い世代は、どのようなデザインが好みなのかをしっかり把握したうえでリノベーションするのがいいです。
基本的にポジティブな気持ちを保ち続けて生活したい人が多い傾向があります。
白や薄いグレーなどの明るい色を採用するのが適しているのではないでしょうか。
カスタマイズがしやすい
リノベーション物件を選ぶ人は、自分の生活スタイルに合った空間に住みたいと考えていることが多いです。
賃貸契約をした後、自分でカスタマイズして空間をつくるという人もいます。
リノベーション物件に関しても、その点を意識する必要があるでしょう。
部屋の中に設備など、移動できないものがたくさんあると難しくなってしまいます。
広々としたスペースが確保でき、カスタマイズしやすくリノベーションすると、入居率も高まっていくはず。
無駄なものは一切なしという感じの空間ほど、選ばれやすくなるのではないでしょうか。